IWC ドッペルクロノグラフ
「ダブルクロノグラフ」「ラトラパンテ」「ドッペルクロノグラフ」など様々な名称で呼ばれる、スプリットセコンドクロノグラフ。通常のクロノグラフがひとつの計測を行うのに対し、ダブルクロノグラフは複数の状況計測、周回の一部を一度に計測することを可能にした機構です。
この機構は飛行士のために使用された複雑機構と言ってよいでしょう。
軍用に使用される機構を、現代の腕時計に搭載したのがシャウハウゼンの名門「IWC」インターナショナルウオッチカンパニー製のドッペルクロノグラフ Ref,3711です。
2003年製造のこの時計は、2000年代に名を馳せたフリーガークロノグラフの系譜に重なる名作です。
視認性を追求した黒い文字盤、一目で時間経過が判別可能なアラビア数字。
飛行士、つまりはパイロット用腕時計の始祖と言われるデザインコード(スペック)を踏襲したデザイン。
近年ではいささか華美にデザインされた同社のクロノグラフとは趣を異とする、この時代の道具然とした佇まいも私たちを魅了します。
ステンレススティールの大型ケースはリューズを除いて40mm。
近年のツールウオッチに比較しても、とても使いやすいケースサイズです。
大型のリューズ、プッシャーはグローブをしたままでも操作が容易です。
バトン型のハンズ、太く視認性に長けています。
強靭なナイロンストラップに合わせてみました。
日本国内正規販売品
時計本体、純正金属ブレスレット、純正BOX、リシュモングループでのオーバーホール証明書、製品取り扱い説明書、国際ギャランティーが付属する完品です。