ライニングの修復が完了しました。

レザーのコンディションはまずまずだったのですが、ライニングの破れが各所にございましたので

お客様のご希望で弊店による修復作業を行いました。

襟付近の破れ、アームホール周辺の破れ、裾の破れは過去に補修あて布がされていました。

ライニングすべてを交換することも可能ですが、今回は極力オリジナルのライニングを残す修復となりました。

破れを修復しあて布を行う訳ですが、使用したコットンは弊店がストックしている実物A-2から部品取りを行った実物のコットンブロードクロスです。これらを贅沢に使用し、各部に縫い付けていきます。

もともとのコットンブロードクロスはとても脆弱な生地のため、ミシンの強い力には耐えられないためすべて手縫いで取り付けていきます。

これら修復用に弊店では実物パーツ、部品取りした実物パーツ、精密なリプロダクトパーツをストックしています。

弊店でご購入される際はぜひご相談頂ければと思います。