弊店の精密な復刻 サブマリンジャケットは、オリジナルどおりの表面へリンボン織、裏面格子織のダブルクロスウールを再現しています。製作にあたって実物のヴィンテージ サブマリンジャケットのウールをカットして、糸から分析を行い製作されています。
現代の柔らかなウールではなくて、1940年代当時の硬さのあるウール生地の再現を目指しました。国内のコレクター様に協力を頂き、多くの実物を精査し、使用感のある個体からニューオールドストックの未使用品まで様々な個体を比較しました。ニューオールドストックの個体を見ると、表面に毛羽立ちが見られ、へリンボン織は露出していませんでした。つまり着用によって、表面の毛羽立ちが取れていきやがてへリンボン織が露出することも分かりました。
弊店復刻サブマリンジャケットの愛知県一宮で生産されるウールは、ヴィンテージオリジナルさながらに経年変化によって表面にへリンボン織が露出するように織られています。
当時の実物のジャケットと、製作されたばかりの新品、さらに4年ほど着用した製品のウールを比較してみました。
1940年代の実物 Submarine Jacket
着用と経年変化によって、へリンボン織が激しく露出した状態です。
こちらは製作されたばかりの、新品の弊店Submarine Jacketです。
表面には毛羽立ちが見られ、へリンボン織は露出していません。
光の角度によっては時折、へリンボン織が確認できる場合があります。
こちらは4年ほど着用したサンプルの弊店Submarine Jacketです。
うっすらとへリンボン織が露出しているのが分かります。
硬さとコシのある風合いあるウールを再現しました。
室内ですと、さらにくっきりと確認できます。
4年間ほど着用したサンプルですが、毎シーズンで20日程度の着用です。
それぞれの着用頻度や環境で、変わってくるとは思います。
ご自身で着用していって、是非風合いを楽しんで頂ければ嬉しいです。