SOLD OUT
1940年代 ナチスドイツ時代の空軍(LUFTWAFFE ルフトヴァッフェ)パイロットが着用したいわゆるHARTMANN ”ハルトマンスタイル” とも呼ばれるレザージャケット。
この軽量レザージャケットは、カナール/チャネルジャケット等のドイツやブルガリアで生産された防寒用のレザー製飛行服とは違い、当時のフランス等の占領地のモーターサイクルジャケットを転用した物が多く見られます。
当時のルフトヴァッフェパイロットの飛行服は、私費購入費の使用も許可を得た被服に関しては認められていたため、これらのジャケットに見られるような民生品の使用例が多く見受けられます。
このような民生品ジャケットは占領地における生産品の転用品が多いため、様々な仕様やカラーのものが存在します。近年ではナチスドイツ飛行服で当時の実物肩章やアドラーが付いたオリジナルは、出てくることは稀で戦後に取り外された物や、支給以前の状態で見つかる場合が多くなっています。
当店では過去にカナールジャケット(薄手のホースハイド製)にアドラーのリムーブ痕のあるジャケットを一度入手しましたが、それ以降は入手できていません。人気の高いナチスドイツ空軍飛行服、また武装親衛隊のアイテムは微章などの後付けが大変多いので購入される際は注意が必要です。
今回入手したジャケットは、比較的大き目のサイズで米国サイズでいいますと38程度にあたる個体です。このジャケットは、年間を通しても何度も見つかることはありませんが入手できる場合も、おおよそ34,36くらいのサイズが大多数であると感じます。さらに元来脆弱なケープスキン製のジャケットのため、コンディションも併せて着用に適した大き目のサイズを手に入れるのは非常に困難になっています。
レザーはシボ感のあるシープスキンと思われます。カラーフィニッシュは希少なブラックカラーとなります。ブラック塗装されたジャケットはまず入手できない珍しいタイプと思われます。レザーコンディションは非常に良好なコンディションを維持しています。ライニングはブルーカラーの薄いウールのような生地。袖の内側生地は、ストライプ模様のリネンのような風合いの生地が使われています。メインジッパーはECLAIR製です。ジッパーの作動は異常のない状態です。ポケット部分のジッパーもオリジナルの状態となっています。
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